【5家族合同奄美大島deワーケーション後編| 城みのり】

更新日: 2021.07.14

「世界のどこにいても働き続けられるカタチ」を創る、グローバル・カルテット代表リサーチャー&チームクオリティコントローラーの城みのりです。

【ブログ更新:5家族合同奄美大島deワーケーション①】 では、ワーケーションという方法で「2拠点でリモートワークを行うメリット」と、娘にとっての収穫をお伝えしました。

今回は、私自身の収穫についてです。

今回、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(以下フリーランス協会)の理事の方にお誘いいただき、5家族合同トライアル異職種ビジネス系フリーランサーの一人として旅を共にさせていただきました。

この旅は、行く前に想像していたよりもずーーっと濃い3日間!! 

本当に色々な意味でのことですが、そもそも私の日常はというと、引かれるくらい地味です。

①打合せ以外100%自宅勤務(外は集中できない)で周囲に誰もいない

②他職種の方と関わる機会が皆無(元々外にあまり出ないタイプ)

キラキラ度0%、保育園の送迎以外一歩も出ないのは当たり前、メイク適当等々・・・
これらの要因があったため、新鮮なインプットに繋がったのだと思います。

最も大きく影響したのは、②でしょうか。
会社員リサーチャーだった頃も小さなチームの中で働いていたので、
一応の役割分担のようなものはあるものの、職種の垣根がそれほどありませんでした。
リサーチャーと言えば広義で皆リサーチャーのような。

日頃、あまり新しい方々と接する方ではないので、思考の柔軟性に欠けている部分があると自覚しています。
そんな私が今回はおひとり除き全ての方と「初めまして」、かつ皆さま全く異なる職種だったので、
日頃絶対に聞けないお話しが聞け、新しい発見があったことから、新たな企画のヒラメキに繋がりました。

ひと口に「ビジネス系フリーランス」と言っても、私のように「どこにいても(住んでいても)コミットできる」「工程を切り分けやすい」コンサルタントやリサーチャーのような職種と、
そうではなく、「Face to Faceのコミュニケーション」「全工程通しで1人で」行った方がクオリティ担保しやすい業務(若しくはそうしなければ成り立たない)があり、後者の場合だとやはり駐妻・転妻だと、キャリアを継続しようと思うと物理的に難しい・・・。

なるほど・・・今まで「キャリアが途絶えてしまう」という方と話をしていて、
何かお互い通じていない、モヤッとしたものがあったのはこういうことだったのか!と。
「できない、無理」という彼女と、「できるのにもったいない!」という私。。。
同じ「ビジネス系フリーランス枠」でも職種が全く違ったから、上手いこと説得できなかったのです。

残念ながら私は、他職種でキャリア継続の協力をすることはできません。
しかし一時的なキャリアチェンジをしてでも、「働き続ける」ことを諦めたくない方を
応援し続けたいという想いが強くなりました。

私自身もチームメンバーも、一貫して同じ職種だったわけではありませんし、
大企業にいた方なら、スペシャリストよりもジェネラリスト教育をされています。
会社員の方なら、時短勤務に伴い異動を経験される方もいることでしょう。
でも果たしてそれらは無駄な時間でしょうか。
遠回りかもしれませんが、細く長く継続することで得られることの方が多いのでは。

駐在・転勤帯同、介護や育児に伴っての「一時的キャリアチェンジ」は決して無駄ではありません。
リサーチ業務は様々な職種で当たり前に必要なスキルですが、経験が浅いと「高度なアウトプット」をできる方は意外に少なく、お困りの企業様からのご依頼が急増してます。
2月後半は、リソースフル稼働にもかかわらず、納期が重なりお断り案件も出てしまいました・・・。
チームメンバー補強急務です。

既に複数の企業様とご一緒に、「世界のどこにいても働き続けられるカタチ」に着手しており、
今回のワーケーションでの収穫も早速シェアして、仕組み化に取り組んでいます!