Case Study

調査依頼事例|株式会社マモル様

ヘルスケア領域を中心にリサーチ業務を請け負うグローバル・カルテット。当社にご依頼いただくクライアント様は、大手企業からスタートアップ、そしてコンサルティングファームまで実にさまざま。リサーチを中心とした案件の種類や規模もかなり幅広いのが特徴です。そこで、当社のクライアント様からの案件を「事例」というかたちで紹介させていただくことになりました。ご依頼いただいた経緯や感想などクライアント様の生の声を掲載させていただきます。
今回ご紹介するのは、いじめ・ハラスメント防止相談ツール「マモレポ」などを提供する株式会社マモル様。同社 代表取締役の隈有子様にお話しをお伺いしました。

<企業プロフィール>
株式会社マモル(https://mamor.jp/)2018年に設立。代表自身の強みであるWebマーケティングのノウハウを活かし、いじめや組織のハラスメントを未然に防ぐシステム「マモル」を開発。また、いじめ・ハラスメント関連のセミナーなども実施。学校へ最善の対応方法を提供し、知識の共有を通じて、教育機関に再現性のある組織体制を作ることで、起こったいじめを解決するだけでなく、いじめの予兆を検知し 未然に防ぎ、いじめで悩む子がいなくなる社会を目指します。
※東京都女性ベンチャー成長促進事業 APTWomen 採択企業
※第 3 期 MURC アクセラレータ LEAPOVER 採択企業

敷居の高さを感じ、活用に踏み切れなかったグローバル・カルテット

―グローバル・カルテットをご活用いただいた経緯を教えてください。

以前より代表の城さんとお付き合いがありまして、グローバル・カルテットの存在は知っていました。ただ、なんとなく敷居が高い印象がありました。当社は創業3年のスタートアップですが、調査の規模や価格…さまざまな面で、グローバル・カルテットに依頼するのはグローバルに展開する大手企業が中心なんだろうなと、勝手に敬遠していたんです。
ところが、つい1ヶ月ほど前に、城さんに調査に関する相談をしたことがきっかけで、スタートアップの案件も日常的に受けていることや、私が進めたいと思っていた調査なども対応可能ということを教えていただきました。しかも数週間ほどの短期間、かつ想定する予算内できるということで、お願いすることにしました。

―これまでは、調査関連の業務はどのように対応していたのでしょうか?

社内、主に私自身で行っていましたね。リソースが限られているスタートアップでは大半の社内業務を代表が行うことが珍しくありませんが、当社も例外ではありません。今回お願いした国外の市場調査もそのひとつ。事業方針の参考にするため、国内外のデータの収集や分析は欠かせませんが、基本的にはいつも私が行っています。でも、自分で調査を行うことにいくつかの課題も感じていたんです。

調査を自社で行ことによって感じていた3つの課題

―具体的にどのような課題ですか?

一番の課題はバイアスがかかってしまうこと。基本的に調査というのは「こんなデータがあったらいいな」という、収集する側の意図があります。もちろん、プレゼン資料などに使うために、狙ったデータをあえて取りにいくという時もあるのですが、事業の見通しを立てるための調査は、自分の都合の良いデータばかりを収集してしまうと誤った方向に進んでしまうこともあります。どんなに中立的にデータを集めようと思っても、事業を進めている当事者はどうしても前提となる知識や先入観が完全には排除できません。そういったバイアスが事業に悪影響になることもあるので、リスクがあると思っていました。

―当事者ではなく、第三者に委ねることで偏りのないデータを集められるということですね。他に課題はありましたか?

自分でデータを集めることの限界です。限界というのは、時間的な限界もありますが、能力といいますか、「これ!」というデータにたどり着ける技にも限界がありました。
例えば、自分で調査をしていると、探すことができなかったデータは、「存在しない」「なかった」として諦めるしかありません。実際にはどこかにあるかもしれないのに。
必要なデータを的確に探し当てるのは、やはりプロのセンスというか、視点が必要になると思うんです。もしかしたら、事業の方向性を左右する大事なデータが世界のどこかに「存在する」かもしれないのに、それをなかったこととして経営判断しまうのもやはり大きな課題だと感じていました。
あとは、先ほど「時間的な限界」と言いましたが、その時間も課題のひとつといえます。大量の社内外業務を私自身がしなければならないので、常に時間との戦いです。お願いできる業務は委託するということも大事なことだと改めて思いました。

質・スピードともに満足
「スタートアッププラン」の創設を切に願う

―実際にご利用いただいて、そのような課題は解決されましたか?

そうですね。調査のアウトプットの高さは「さすが!」というレベルでした。先ほど自社でやる上で課題となっていたふたつめの “プロのセンス” を見せつけられたという感じでした。デスクトップリサーチといっても、どういうワードで検索するか、海外ではどういうサイトを活用すべきか、どの情報なら信用できるのかなど、世界中に無限にある情報ソースの中から的確なデータを探し当てるのはやはりプロのセンスが必要なんだと実感しました。もちろん、一番の課題として挙げていた、第三者の視点として偏見のない調査結果にまとめられていたのにも大変満足しています。
しかも、かなりのスピード感でまとめていただけたのにも驚きました。本当に2週間でできるんだと。新事業の開発など経営判断に必要な調査の時は、今後もぜひお願いしたいと思っています。

―ありがとうございます。最後に当社にもっとこうしてほしいなどご要望があればお知らせください。

「スタートアッププラン」があるとありがたいですね。当初、私が思い込んでいたより小規模かつ低価格の調査もお願いできるということが分かって安心はしたのですが、予算がかなり限られているスタートアップにとっては、毎回お願いするわけにはいきません。今回お願いしたように事業展開に関わるような大事な調査であれば、第三者の視点かつプロのセンスということで今後もお願いさせていただきたいですが、日常の小さな調査業務は自社内でやらざるを得ないものも多いのが現状です。
当社のようなスタートアップは他にもたくさんあると思うので、そんなスタートアップをサポートしていただけるプランがあれば、より積極的にお願いできる機会も増えるのかなと思います。ぜひよろしくお願いいたします。