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レポート公開|デジタル治療を活用した糖尿病治療(後編)―日本国内のデジタル治療市場動向と今後の課題―
グローバル・カルテットでは、さまざまなテーマで自主調査レポートを公開しています。 第55回は「市場分析レポート|デジタル治療を活用した糖尿病治療(後編)―日本国内のデジタル治療市場動向と今後の課題― 」をお届けします。
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テーマ
市場分析レポート|デジタル治療を活用した糖尿病治療(後編)―日本国内のデジタル治療市場動向と今後の課題― (全11ページ / 約1.4MB)
目的・背景
世界的に糖尿病人口は増加の一途を辿っており、糖尿病治療を取巻く環境では糖尿病医療費の増加や合併症発症のリスク等、様々な問題が生じている。一方で、デジタルや通信技術の進歩によって糖尿病治療のデジタル化も進んでおり、今後益々治療法の選択肢が広がることが期待される。
本レポートは「デジタル治療を活用した糖尿病治療」というテーマで前後編の2部に分けて連載している。前編ではデジタル治療市場を牽引している米国に着目し、米国国内の糖尿病およびデジタル治療の概況、主要企業の事例について論じた。米国では、糖尿病の予防と管理を行うデジタル治療製品が最も広く普及している。一方で、個人情報などデータ保護についての問題も指摘されており、セキュリティ保護はデジタル治療の進歩にとって新たな課題となっている。
日本国内では、糖尿病有病者の割合はここ約20年間で増加傾向にあると言われており、年齢が高いほど糖尿病有病者の割合が高くなる傾向にある。さらに、2016年の厚生労働省による調査結果では、糖尿病有病者の4人に1人が治療を受けていないことがわかっている。日本国内でも研究、開発が進められているデジタル治療製品は増えており、薬事承認されている治療アプリもリリースされている 。アプリを活用した2型糖尿病治療支援のサービス等を提供するスタートアップ企業も存在し、日本でもデジタル治療市場が拡大していくことが予想される。
本レポート後編では、日本国内の糖尿病の概況、デジタル治療の普及状況、企業事例について取り上げ、今後日本国内でもデジタル治療が拡がる中で課題となるものについて考察する。
目次
(前編・前回レポート)
- イントロダクション
- 糖尿病の概況
- デジタル治療とは?
- 米国の糖尿病のデジタル治療の概況
- まとめ
目次
(後編・本レポート)
- イントロダクション
- 日本の糖尿病およびデジタル治療の概況
-日本国内の糖尿病の概況
-糖尿病と医療費との関連性
-日本国内のデジタル治療の概況
-デジタル治療導入にあたって重視される点と課題 - まとめ
【リサーチャー紹介】
R.Y
桜美林大学 リベラルアーツ学群卒業。
日系小売企業の海外新規店舗開発チームにて、契約関連業務や市場調査業務に4年従事し、現在は育休中につき、グローバル・カルテットにて社会人インターンとして参画。前職の銀行系コンサルティングファームでは、日系企業のタイ進出を現地でサポートする業務、現地市場調査にも従事。
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▼連載
「市場分析レポート|デジタル治療を活用した糖尿病治療(前編)―デジタル治療市場を牽引する米国の市場動向―」
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