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レポート公開|タイにおけるオンライン診療発展の可能性~withコロナ時代の新しい医療の形となり得るのか?~

第2回自主調査レポート公開のお知らせ

グローバル・カルテットでは、自主調査レポートの公開を開始しました。
第2回は「市場分析レポート|タイにおけるオンライン診療発展の可能性~withコロナ時代の新しい医療の形となり得るのか?~」をお届けします。


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市場分析レポート|タイにおけるオンライン診療発展の可能性~withコロナ時代の新しい医療の形となり得るのか?~(全7ページ / 約600KB)

目的・背景

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、日本をはじめとした世界中で外出自粛や在宅勤務などビジネス・生活様式に大きな変化が起こっている。
こうした環境の変化をきっかけに、タイにおいてもオンライン診療に注目が集まっている。
オンライン診療とは、スマートフォンやPC・タブレットなどを用いて、病院の予約から決済までをインターネット上で診察・治療を行う仕組みである。日本でも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響から規制緩和がなされ、2020年4月より初診患者のオンライン診療が解禁された*1。在宅患者の診察やモニタリングなどプライマリーケアの領域で遠隔医療活用の可能性が広がりつつある医療行為だ。
タイでは近年、医療インフラの拡充が遅れている地方で都市部との医療格差の是正や、医師不足の解消のために、政府主導のもと、オンライン診療の推進が行われてきたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を機にその利便性や感染症拡大防止の観点に着目した都市部の民間病院では既にサービスが開始されており、注目を集めている。こうした現状を受けて、スマートフォンやインターネットの普及率が高く、民間医療保険や民間病院におけるビジネス自由度の高いタイではオンライン診療が今後、急速に普及していくことが予想されている。
今回はタイ国内におけるオンライン診療拡大の可能性や今後の展望について探るものとする。

目次

1.保険医療の課題とオンライン診療
2.オンライン診療拡大の理由1:高いデジタルリテラシー
3.オンライン診療拡大の理由2:富裕層の増加や民間医療保険の成長
4.オンライン診療拡大の理由3:Thailand 4.0によるタイ政府のイニシアチブ
5.民間病院におけるオンライン診療の導入例
6.タイにおけるオンライン診療の展望

【リサーチャー紹介】

松田 有美/Yuumi Matuda
立命館大学 法学部卒業。
大学卒業後エコノミストグループのシンガポール駐在員として新卒入社。
ヘルスケアシンクタンク部門にて市場アナリストとしてアジア諸外国の医療市場や各疾患・治療域について一次・二次データを用いた市場リサーチ、定性・定量データ分析及び報告書作成に従事。3年間で100件以上のリサーチプロジェクトに携わる。
現在グローバル・カルテットのヘルスケア市場調査案件に従事する他、フルタイムフリーランスとして戦略コンサルティングファームや外資系シンクタンクから依頼を受け製薬メーカーや医療機器メーカーの BtoB 、BtoCの市場調査や分析を担当。


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