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レポート公開|健康経営と慢性疼痛治療×テック市場

グローバル・カルテットでは、さまざまなテーマで自主調査レポートを公開しています。 第21回は「市場分析レポート|健康経営と慢性疼痛治療×テック市場」をお届けします。


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市場分析レポート|健康経営と慢性疼痛治療×テック市場(全9ページ / 約1.6MB)

目的・背景

腰痛や肩こりなどの慢性的な身体の痛みは、日常動作を妨げる他、睡眠障害や食欲不振などQOL(生活の質)の低下につながり、うつ病や不安障害を引き起こすこともわかっている。さらに痛みの長期化により、失職や退職、休職や休学、転職などが認められる。
外科治療や理学療法、リラクゼーションや運動療法など様々な治療アプローチがありながら、原因の特定が難しく、治療に効果がなかった、繰り返す、どうせ治らないと放置している人も多いという。これらは雇用者の生産性の低下を招き、社会的・経済的損失をもたらすことから、企業でも従業員の健康管理が重要視されるようになっている。
このような中、世界や日本のテック市場では、慢性疼痛対策のデジタルヘルスケアサービスが登場している。従業員の生産性向上、福利厚生に着目した企業向けの商品が多くみられるのが特徴といえる。
本稿では、慢性的な腰痛/肩こりを中心とした、身近な疾患でありながら個人の日常生活を抑圧し、経済活動にも影響する「慢性疼痛」の治療について、テック市場における多様化するサービスを調査したい。

目次

  • 慢性疼痛による生産性低下と企業の健康経営
  • 慢性疼痛とは何か(痛みの種類)
  • 慢性疼痛への治療アプローチ
  • テック市場における慢性疼痛治療  世界のスタートアップにおける慢性痛対策プログラム/日本市場におけるサービス
  • 考察

 

【リサーチャー紹介】

高橋啓子
明治大学 政治経済学部 政治学科卒業。
総合商社のヘルスケア事業部門にて主に医薬ビジネスに携わる中、調査業務にも従事。
7年勤務した後、渡英に伴い退職。子育てが落ち着いたことをきっかけに、2020年よりロンドンからフルリモートフリーランスとしてグローバル・カルテットに参画。

※高橋紹介記事はこちら

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