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レポート公開|歯科市場における予防医療の現状について

グローバル・カルテットでは、さまざまなテーマで自主調査レポートを公開しています。 第19回は「市場分析レポート|歯科市場における予防医療の現状について」をお届けします。


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テーマ

市場分析レポート|歯科市場における予防医療の現状について ~デジタル化による諸外国のトレンドとオンライン診療の可能性~(全9ページ / 約1.5MB)

目的・背景

近年、「予防歯科」が注目されている。予防歯科は、歯が生えはじめた時から、生涯を通じて歯をトラブルから守り、健康管理することだといわれる。日本では 2012 年に厚生労働省から「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」が報告されたことで、口腔ケアの重要性に対する理解がすすみ、「予防歯科」を推奨する機運が高まった。また高齢化社会が進むなか、厚生労働省では、2025 年を目途に、高齢者の自立生活の支援の目的で、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進している。
現在歯科医療は、これまでの治療を中心とした体系から、予防医療中心への変換期にあるといえるだろう。世界でも消費者の健康意識の高まりと様々なデジタル技術により、最近では 3D プリンタの台頭によるマウスピース矯正や、電動歯ブラシの普及など家庭での口腔ケア用品の伸びは堅調である。本稿では、世界の予防歯科市場の現状と、日本における特徴やオンライン診療の今後の可能 性について調査したい。

目次

  • 予防歯科市場における家庭内ケアの世界トレンド
  • 日本における口腔内の健康に対しての意識と健康保険制度
  • 自由診療の範囲でのオンライン診療の普及の可能性
  • オンライン歯科診療と高齢者口腔ケアの可能性/地域包括ケア構想における歯科の役割
  • 考察

【リサーチャー紹介】

高橋啓子
明治大学 政治経済学部 政治学科卒業。
総合商社のヘルスケア事業部門にて主に医薬ビジネスに携わる中、調査業務にも従事。
7年勤務した後、渡英に伴い退職。子育てが落ち着いたことをきっかけに、2020年よりロンドンからフルリモートフリーランスとしてグローバル・カルテットに参画。

※高橋紹介記事はこちら

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