グローバル・カルテットは、フリーランスや副(複)業リサーチャーが集まって調査業務を受託する専門チーム。「世界のどこにいても働き続けられるカタチ」にこだわってきた弊社では、社会人インターン、育休インターン、学生インターンも活躍中です。この記事では、第二子の育休中に、新サービス「ProSession(プロセッション)」のセールス・toBマーケティングで活躍するインターンを紹介します。
育休中にキャリアチャレンジ。自身の強みを活かしつつ、キャリアの幅を広げるインターン活動を
プロフィール 大手輸送機器メーカーに在職しているワーキングマザー。現在は第二子の育休中で、この機会にキャリアに活かしたいという思いから、グローバル・カルテットでのインターンを決意。本職で10年以上にわたって培った営業経験を活かした業務に加えて、未経験となるtoBのデジタルマーケティング領域に挑戦している。
大手メーカーで10年以上営業に従事する二児のワーママ
−本職ではどのようなお仕事をされていますか。
輸送機器メーカーで営業をしています。輸送機器といっても幅広く、産業機械など多くのカテゴリーに分かれています。新卒から10年以上営業ではありますが、何種類かの商材を担当してきました。
−輸送機器というと堅いイメージがありますが、どういった背景で志望されたのでしょうか。
学生の頃にアジア(フィリピン)に留学していた際、現地の方が、現在私が勤める会社の製品を愛用しており、「エンジンが強くて、品質が良い」と絶賛していたんです。「海外の人にこんな支持される商品を作っている会社はすごいな」と純粋に思い今の会社に入社しました。世界に日本の質の高いものを届けたいという思いでした。
−素敵なエピソードですね。実際に世界に誇れる商材を営業として届けていらっしゃるんですね。
そうですね。お客様に製品を届ける営業も経験しましたし、どのように事業を展開するかといった企画戦略業務も担当しました。経歴としては、営業と企画を半分ずつ経験しています。
営業の中でも「調査・分析が好き」という思いからインターン企業を決定
−育休中にインターンとして活動しようと思った理由を教えてください。
今は第二子の育休中なのですが、もともと第一子の育休が今回の活動のきっかけになりました。第一子を出産した時、すでに就職して10年以上経っていたんですが、それまでの仕事中心の毎日だったのが一変し、長期の休職にとても閉塞感を抱きました。生まれたばかりの言葉も話せない赤ちゃんとずっと一緒に過ごし、社会との接点が持てない生活は想像以上に苦しかった…。第一子は生後4カ月で復職したので、そんな生活もすぐに終わったのですが。
第二子は誕生月から考えると育休が長くなるなと分かっていたので、産前休暇に入る前から「育休中に何か取り組みたい」と考えていました。これまでずっと同じ会社で働いてきたのですが、やはり今後のキャリアのことを考えると、仕事における自分の強みを明確にし、外でも通用するか?を確かめておきたいという気持ちがあったので、第二子の育休中にインターンに挑戦したいと思いました。ネットでいろいろ検索する中で、育休インターンを斡旋してくれるサービスを見つけ、登録することにしました。
−育休インターンはかなり早い段階で決めていたんですね。グローバル・カルテットを選んだ理由を教えてください。
自分のキャリアを振り返った際に、担当する事業についてどうしたらお客様と接触する機会が増やせるかの仮説を立て、アプローチし、検証するといったPDCAを回していくんですが、その過程において私は調査や分析が好きだということに気づきました。
グローバル・カルテットを選んだのは、この本職で好きな領域、調査や分析の経験が活かせるかなと考えたためでした。
−インターンでは具体的にどのような活動をしていますか?
ちょうどグローバル・カルテットでは新サービス「ProSession」β版の法人開拓をしているタイミングということもあり、toBのマーケティング含めたセールス領域でお手伝いをしています。本職での営業経験が活かせるということに加えて、これまで経験したことのないデジタルマーケティングの機会をいただき、対法人にメルマガの企画や発信など担当させていただいています。
マーケティングは初めての機会となるため、手探りでありながらひとつひとつのアクションが勉強になることばかりです。未経験ながらここまで任せていただけるのはインターンだからこそかもしれません。
特にグローバル・カルテットは、代表の城さんに提案すれば比較的どんなことでも、「ぜひやってみて」と後押ししてくださるので、とてもチャレンジしやすい、やりがいのある環境だと感じています。
本職もインターンも「自分オリジナルの価値を残す」がモットー
−活動をする上で大切にしていることはありますか?
グローバル・カルテットでは、これから本格リリースを控える新サービスに携わる機会をいただきましたので、サービス成長に必要そうなことを自分になりに考え、何が自分にできるか、どんな改善ができるか。このインターン期間中にどんな価値が残せるかということを考えて取り組んでいます。
このインターン活動に限ったことではありませんが、仕事をする上で「価値を出す」ということは常に考えていることかもしれません。私自身のオリジナルの価値です。
−とても素晴らしいことですね。
個人的にルーティンワークがあまり好きではないというのが根本にある気がします。自分の担当領域の中で何か課題を探して改善していくというのは、自分自身のモチベーションになるんです。
グローバル・カルテットのようなスタートアップ、しかも新サービスのリリースというフェーズで、まだまだこれから着手していかなければならないことが溢れているような環境は私にとっては刺激とモチベーションの宝庫のようなもの。本職のほうではなかなかない機会ですが、本職の経験を活かしながらできることも多くあるなと感じており、キャリアとしても良い気づきの機会をいただいています。
未経験の職種に挑戦し、未知の働き方を知った、かけがえのない経験
−最後に、このインターンを通して得たことやこれから挑戦してみたいことがあれば教えてください。
デジタルマーケティングは未経験の職種なので勉強しながらにはなりますが、今後、サービスの本リリースに向けて知見や経験を重ね、より貢献していきたいと考えています。このインターンを通じたデジタルマーケティングの経験は本職や今後のキャリアにも活かせると感じています。
また、グローバル・カルテットにはフリーランスとして活躍する方だけでなく、副業や社会人インターンなどさまざまなかたちで活動をされている方がたくさんいます。正社員かフリーランスかだけでなく、多様な活躍の機会があるのだと、とても視野が広がりました。
(インタビュー・文 / 山本恭子)
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